『モロッコ美食』弥生著
2023年13月発行 210×210判 196ページ 4,000円+税
(内容紹介)
モロッコ関連本の傑作です。
本書の特徴は、徹底した著者のジャーナリズムです。
『モロッコ美食』というタイトルですが、モロッコ人のライフスタイル、人柄、イスラム教、文化、風土、歴史に触れる社会科学書でもあります。
異国文化や新たな価値観に出会うことは、豊かな人生を送るヒントになります。
また、ラマダン(断食月)や犠牲祭をはじめ、多くの日常にフォーカスした、土着感あふれる写真は大いなる見所です。
読後は爽快感、満たされる知的好奇心、高まる高揚感に包まれることでしょう。
これらのモロッコ美食の魅力をどのように表現するか。
こだわりぬいた結果が、オールカラーの正方形の本に凝縮されています。
昨今、多くの旅番組が放送されています。
それらの多くは、表面的な紹介が中心でインパクト重視です。
奇抜さや非現実性、危険さ、物珍しさが目立ちます。
本書は、文化伝道師の著者が数多の渡航と現地生活の日々の洞察を綴ったものです。
言うなれば、わかりやすい刺激よりも、心が満たされるような、1つの考え方が記されています。
具体的には、元来の多様性やSDGs、エシカルについて考えさせられます。
普段の生活で腑に落ちないこと、閉塞感、疑問や不満がある人には特にうってつけです。
『日本散歩日記 うつろう時代と私の旅路』荻野榮蔵著
2017年10月発行 46判 232ページ 1,204円+税
大好評だった前著『世界散歩日記』に続く国内旅行記。全国各地を観光する著者は、訪れる市町村の特性を独自に評価する。日本という大きなくくりに飲み込まれながらも、各市町村の発展は実に個性的であることがわかる。熱海の栄枯盛衰や湯西川ダム周辺の自然破壊、上田市から日光市を結ぶロマンチック街道は見どころ。
『世界散歩日記―勘を頼りに数万キロ』荻野榮蔵著
2016年11月発行 46判 232ページ 1,204円+税
なぜ、こんなにも旅が好きなのか、ふと疑問に思う。異文化に触れ、現地の人と話し、郷土料理を食べる。それだけで心が豊かになり、明日への糧になるのが答えだった。平和だった頃のトルコ、『赤毛のアン』を辿ったカナダなど、忘れられない思い出がつまった1冊。
『シニア世代、旅に出る インド 韓国 エジプト 中国編』豊田幸治著
2013年11月発行 46判 1,143円+税
83歳のおじいちゃん、世界を旅する! 言葉が通じない? 旅支度が面倒?
一般ツアーはおもしろくない? シニアだからこそ見えてくる海外の旅。国の違いから新たな人生観を発見。80歳を超えた著者が綴るインド・韓国・エジプト・中国の旅日記。
神奈川新聞 2013年10月31日掲載
『ハンガリー手帖』坂東行和著
2011年7月発行 46判 1,429円+税
民族音楽と大作家バルトークやコーダイを生んだ国、ハンガリー。 人気観光地はガイドバックに任せて、本書は田園広がる田舎の旅へ。 雄大なドナウ川を見おろせば、忘れかけた幼き日々の原風景が蘇える。
信濃毎日新聞 2011年8月掲載
『もう一つのアメリカ もう一つの日本』豊田幸治著
2008年5月発行 46判 1,238円+税
アメリカを旅して著者が感じた強国の真の姿。ベトナム慰霊碑、インディアンを通して戦争への面影を綴る。笑いのなかにアメリカと日本の裏面像に迫る痛快紀行。
神奈川新聞 2008年6月8日掲載
毎日新聞 2008年6月10日掲載
『私の熊野古道』(2刷)豊田幸治著
2007年1月発行 新書判 762円+税(完売)
人生を振り返って旅に出た。熊野の山やまは険しかったが、大社や那智の滝にほんまもんの別世界を見た。社会に疲れたり、第二の人生を迎えたら歩んでみたい、現実と幻想の狭間の世界。
山と渓谷 2007年1月号掲載
『シルクロードに魅せられて』山田通雄著
2006年5月発行 46判 1,429円+税
全国学校図書館協議会選定図書
シルクロードの表と裏。著者の10年にわたる体験をもとに、古代遺跡の見どころや中国市民の暮らしぶり、観光スポットを書き綴る。
信州日報 2006年9月1日掲載
しんぶん赤旗 2006年9月24日掲載
『トドさん母娘の珍道中』関根幸子著
1993年4月発行 46判 1,650円+税(完売)
小学生の娘三人連れの突撃格安ハラハラドキドキ10カ国旅行。抱腹絶倒の中にマナーや国際交流で子育ても。こんな旅行もあったのです。
上毛新聞 1993年4月28日掲載
毎日新聞 1993年5月1日掲載
朝日新聞 1993年5月9日掲載
ASAHI EVENING NEWS 1993年5月19日掲載
女性のひろば 1993年7月号掲載