『短詩集 いざ! 言葉のデッサン帖』竹内徹著
2021年12月発行 46判 180ページ 1,000円(税込)
87歳の短詩ジャーナリスト誕生
短詩(短い詩)の創作を丁寧に指南
他人とは違うSNS投稿をしたい人にも最適
短詩(短い詩)は一切のルールはない。SNSの投稿と共通するところもある。
しかし、決定的に違う部分は、考えぬかれているかどうかである。
言いかえると「作品なのか」、「つぶやきなのか」である。
[新詩人]
和装から割烹着へ
五・七・五でも
七・五・三でも
時代を自在に料理する
[鍵穴]
玄関から招き入れた平和が
いま
裏口で わらじの紐を結んでいる(本文より)
『清水良子歌集 川沿ひのこみち』清水良子著
2020年4月発行 46判 120ページ 非売品
日常生活からつむぎ出された、心打つ歌の数々。
亡き妻の夫が草稿やノート、用紙の切れはしなどを集め、ささやかにまとめた遺歌集。大変な社会情勢にありながら、改めて文化の大切さを感じる1冊。
友と語り川沿ひの道ふみ行けば黄菊白菊土手にまばゆし
席譲られ夫はにかみて座りたる真昼の車窓に紅葉映ゆる
クレソンの緑にしばし歩を止めて冬枯れの川辺に水音を聞く(本文より抜粋)
『児童詩は花ざかり』江口季好編著
2019年7月発行 A5判 70ページ 非売品
『日本子どもを守る会新聞』やNHKで連載していた児童が作る詩(児童詩)について、実際の添削例や指導法をまとめた1冊。
全国の教員たちに支持され、多くの図書館に収められている本書は、大変貴重なものである。
『詩集 ふらり信州 ふるさとが恋しくなったら』坂本君江著
2015年12月発行 A5判 112ページ 1,200円+税
忙しい毎日、繰り返す日常。どこかへ置き忘れてしまった幼い日の景色…。ふらりと帰郷したくなる1冊。
野県出身の著者の書き下ろし詩集。途中にコラムがあり、詩を読んだことのない方にも最適。長野県の魅力がふんだんに盛り込まれており、帰省した気持ちになれる。さらに長野県愛があふれ、地元の人も気づかなかった大切なことがたくさん描かれている。なかなか帰省できない方は必見、ふるさとに置いてきたアイデンティティーが甦るはず。 長野県出身の方へプレゼントにも最適。
信濃毎日新聞 2016年1月16日掲載
北信ローカル 2016年1月29日掲載
読売新聞(本よみうり堂) 2016年3月16日掲載
『一本の白墨』江口さつき著
2015年6月発行 A5判 非売品
亡き夫へ捧げる1冊。長年、東京の小学校で教鞭を執っていた江口季好氏。
詩を愛し、子どもたちを愛した教育方針は、多くの教育関係者や教え子をはじめ、現在に至るまで影響は大きい。著者の代表的な詩「一本の白墨」や教育関係者、教え子、友人たちの思いを集めた1冊。
『佳月』上原佳月著
2011年11月発行 A5判 952円+税
婦人活動や地域活性化に奔走してきた著者が、主婦の視点からの風刺を川柳で表現した作品集。
信濃毎日新聞 2011年11月29日掲載
茅野市民新聞 2011年12月5日掲載
『草の実』網岡壽江著
2011年9月発行 46判 1,238円+税(完売)
「踏みしめる一歩に踊り天高し」
俳句にエッセイを交えて自身の歩みを振り返る。
「みちのくの強さ優しさ初桜」
東日本大震災に被災した人々への連帯を願った句集。
『愚直でよか』福永充郎著
2010年3月発行 46判・上製 1,429円+税
反戦・平和を書き続けて60年。本当の自由とは何か、平和とは何かと追い求める詩文集。信じた道は命をかけ、愚直に生きた半生記。住井すゑさんとの対談を収録。
毎日新聞 2010年3月30日掲載
『詩集 小さな同志』前田麗著
2009年8月発行 46判 952円+税
少子化が進む現代へ贈る、子育ての素晴らしさをつめこんだ詩集。子育ては大変? むずかしい? 子どもは自分を写す鏡のような存在。愛する我が子と一緒に成長することは、かけがえのない瞬間。
婦民新聞 2009年10月10日掲載
北海道新聞 2009年11月11日掲載
『本郷 坂の街』矢野俊彦著
2008年8月発行 46判 952円+税
団塊の世代が見てきた、現代の職場の一面を詩にまとめた一冊。国鉄詩人連盟事務局長、文芸同人「砂の会」編集同人でもある著者が、折々の思いを文章でスケッチ。
東京新聞ショッパー 2008年10月23日掲載
『駒鳥の聲 中村美代句集』中村美代著
2007年10月発行 46判 128ページ 1,429円+税
昭和3年9月市原市大桶に生まれる。昭和20年3月日本赤十字社救護看護婦養成所卒業。20年7月千葉陸軍病院(現・国立千葉病院)に召集。昭和22年11月召集解除。12月市原市養老小学校養護教諭として就職。昭和31年4月松籟莊看護婦として勤務。平成元年3月定年退職。
『バトンタッチ』小畑智恵子著
2004年9月発行 46判 1,905円+税
平和を次世代へ。生涯一教師として生きる著者がつむいだ詩集。ひとりひとりのからだをくぐりぬけて出てくる「ことば」を原点に。
アサヒタウンズ 2004年11月11日掲載
婦民新聞 2004年11月30日掲載
読売新聞 2004年12月6日掲載
『阿利那礼』後藤初子著
2004年5月発行 46判 1,905円+税
まひる野歌人として窪田章一郎氏に師事を仰いだ著者の第二歌集。
朝日新聞「折々のうた」(2004.11.5)で評された一冊。
『探鳥俳句 翼』中川侑子著
2003年5月発行 新書判 952円+税
野鳥が好きになれる俳句って? 四季を通してさまざまなシーンの野鳥を詠んだ句集。関東を中心に探鳥散歩を写真付きで案内。初心者向け資料を多数収録。
『言いわけ 舟出のあとに』詩:春海博子 写真:照井顕
2002年7月発行 A5判 1,429円+税
たくさんの親たちが真向かっているこどもとの連環。舟出したあとに見えてくるそれぞれの言いわけ。母親である詩人が鋭く見つめた、親と子の糸。
読売新聞 2002年7月11日掲載
河北新報 2002年7月14日 8月4日掲載
『かもめ かもめ 三陸幻想』詩:春海博子 写真:照井顕
2002年7月発行 A5判 1,429円+税
生まれ育った風景を受け入れられるまでの時間の長さは何を物語るのか。三陸の写真家による写真と連動し、三陸の原風景を身近にしてくれる詩集。
読売新聞 2002年7月11日掲載
河北新報 2002年7月14日 8月4日掲載
『青春の光と影』イシミネケイコ著
2002年10月発行 46判 1,429円+税
対人恐怖症、摂食障害……。ひきこもりながら描いたイラストと、心境を刻んだ詩で、彼女はコミュニケーションを求める。ひきこもりからの叫び。
『木の実の部屋』なたとしこ著
2001年2月発行 B6判 1,143円+税
心の扉をそっと開いたら、小さな絵本詩集になりました。
北陸中日新聞 2001年7月17日掲載
福井新聞 2002年4月24日掲載
『ひとの子』川村りつ子著
2000年6月発行 A5判 1,714円+税
息子がある日、登校拒否を始めた。教師を学校を、そして親への抵抗に苦闘する母の叫びが詩に結ぶ。
『がんを味わう』やまかわみつる著
2000年1月発行 A5判 1,905円+税(美本なし)
「命が私を 必死にたたく 必死に 私を たたいて眠らせぬ」。抗がん剤を断り創作に生きた社会変革労働者の詩画集。
しんぶん赤旗 2000年1月12日掲載
愛知民報 2000年2月6日掲載
『ポトスの涙』塩塚良子著
1999年12月発行 46判 1,429円+税
詩を愛するあなた、心の癒しを求めているあなたに贈る。普通の主婦が、普通のことばで、日常生活から導いた規制打破の作品群。
釧路新聞 1999年12月20日掲載
『線』瀬野とし著
1999年12月発行 A4変型判 1,905円+税
赤旗選者の作者がみせる人生と発想転換の眼。
『彩』大塚喜一著
1998年10月発行 46判 1,714円+税
オウム教団に殺害された坂本一家を追悼する弁護士短歌。弁護士としての経験から、かいま見た家族の模様や死刑の是非を問う。坂本一家救出の先頭に立った作者がなぜ元オウム教信者の国選弁護人を引き受けたのか。
東京新聞 1998年11月30日掲載
読売新聞 1998年11月30日 12月4日掲載
千葉日報 1998年12月8日掲載
『待つ』なたとしこ著
1997年2月発行 A4変型判 1,714円+税
北国の海を風を人びとを全く新しい言葉とリズムで詩う詩集。
県民福井 1997年3月5日掲載
『銀河体験 万物賛美歌』高野佳起著
1996年6月発行 46判 1,714円+税
「森羅万象、ことごとく美し」と言い切る作者が、物質世界においても人々が見出し得る真の姿を詠う。宮澤賢治を連想させる詩世界。万物讃美歌と詠い切る全く新しい言葉とリアリズム。物質社会の闇に放たれた光。
『みんな風に吹かれろ』加津牟根夫著
1995年10月発行 46判 1,650円+税
千葉・茨城の田舎教師と自認する著者。教え子を見守る眼、百姓の母への賛歌、社会への鋭い批判が詩、短歌、随想に昇華。
朝日新聞 1995年11月12日 1996年4月19日掲載
毎日新聞 1995年11月14日掲載
しんぶん赤旗 1995年11月30日掲載
いばらき新聞 1996年1月29日掲載
『海保俊郎詩集』海保俊郎著
1995年9月発行 46判 3,399円+税
最後まで現場の教師でありつづけ、三好十郎、村山知義らと親交あった故人の階級と人間賛歌。心震わす絵画のような詩。
朝日新聞 1995年9月28日掲載
毎日新聞 1995年10月25日掲載
しんぶん赤旗 1995年10月25日掲載
千葉日報 1995年11月7日掲載
『がんばるの火』梅村淳著
1994年1月発行 46判 1,456円+税
重度小児マヒでコトバを知らなかった青年が詩人になった。作業所生活をうたう目、自然を親しむ力、人間を見続ける心。
朝日新聞 1994年1月21日掲載
千葉日報 1994年1月25日掲載